【一拍語】
【な】 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
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●な/に/ぬ/ね/の(土*丹*泥*野)
な(土):な土、なゐ/たゐ田居、なゐふる地震、なだれ土垂*雪崩(”なだれ雪崩”は”土崩”)、へな/はに埴
に(土*丹):に丹*土-にぬり丹塗-にのほ丹秀-あかに赤丹*赤土-あをに青丹*青土-しらに白土、はに埴、には庭、にほひ匂、さに/さにぬり丹塗、しはに下埴、しらに白土、そほに、はつに、はに埴(はにもの埴物、はにわ埴輪)
ぬ(野*沼):ぬ野/沼、ぬた野田/沼田、ぬつち/のつち野槌、ぬま沼、みぬま水沼、ぬなは、こもりぬ隠沼、をぬ小沼、
ね(嶺):ね峰/みね御嶺、ねごし嶺越;ありね在峰、しらね白峰、たかね高嶺、みね御峰*嶺、をね尾峰*緒峰*小峰;ねら峰ラ、ねろ峰
の(野):の野、をの小野、のなか野中、のび野火、のびる野蒜、のへ野辺、のもり野守、のやき野焼、のやま野山、のわき/のわけ野分;おほの大野、かやの草野、きしの岸野、しめの標野、なつの夏野、ひらの枚野、やまの山野、をの小野
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●な/に/ぬ/ね/の(鳴*名*瓊*音)
な(鳴*音):な名*音、あざな字、とほな遠名、なしろ名代、なまへ名前;なく鳴、なす鳴、なる鳴;なるかみ雷神*鳴神、なるさは鳴沢、なると鳴門、〔「な名」が”音”の意であることは”名高い”という表現があることで理解できる。”名広い”などと言わない。ちなみにアイヌ語で「な名」は「れ」である。これは和語における「ね音」そのものである。そうとすればアイヌ語で”名”を「ら」と言うこともあった。日本語における”r”音の複雑な挙動については別にまとめて述べる。〕
に(瓊):やさかに八尺瓊
ぬ(鳴):ぬる鳴、ぬて/ぬりて鐸、ぬなと瓊音*瓊響、ぬほこ瓊矛
ね(音):ねいろ音色、ねなく哭泣/音泣、みね御音*哀哭、ねうち値打、
の(告):のむ告、のる告
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●な/ぬ/ね(寝)
な(寝):なす寝
ぬ(寝):いぬ(い寝)イ接 ⇒図
ね(寝):ねる寝、ねざめ寝覚、ねど寝処、ねどこ寝床、ねま寝間、ねや寝屋*閨;ゐぬ率寝;ねさむ寝覚、ねや寝屋*閨、あさね朝寝、うきね浮寝、たびね旅寝、まるね/まろね丸寝
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な(生):なす/なる生、
な(波):なぎさ波象*渚、なをり波折-なみ波*浪(なみと浪音、なみよけ波除;かはなみ川並/川次、となみ門波、はなみ歯並、やまなみ山並)
な(刃):かたな片刃*刀、(なぎ薙、なた鉈??)
な(汝):なれ汝、なおと汝弟、なせ汝背、などり汝鳥、なにも汝妹、なね汝姉、なびと汝人*汝者、なむち汝貴、
な(七):なな七
な(中):なか中*中処、
な(何*那):なに何、
な(無*无):なく無、なむ無、なし無、いなイ無*否、、かむなつき神無月、ことなぐし事無酒、みなせ水無瀬
な(肴*魚*菜):なつぼ魚壺、なをけ魚桶;いさな鯨、さかな酒魚、まな真魚/魚、やまな山魚;あさな朝菜、あまな甘菜、あをな青菜、かはな川菜、からな辛菜、はまな浜菜、みづな水菜、わかな若菜
な(儺):ついな追儺
な(夏):なごし夏越
な/た(人):⇒た(人) (おきな老夫*翁、おみな/おうな老女*媼、おとな大人、をぐな童男)
な( ):こな粉、すな砂
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【に】 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
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●に/の(荷)
に(荷):になふ、にもつ荷物、あしに葦荷、うはに上荷、うまに馬荷
の(荷):のさき荷向*荷前
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●に/の(似)
に(似):にす/にる似、
の(似):のる似
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に(瓊):やさかに八尺瓊 ⇒な/に/ぬ/ね/の(鳴*名*瓊*音)
に(煮):にす/にる煮、にこごり煮凝、にこやし/にこよし煮凍、にしめ煮染、にたき煮炊、につけ煮付、にもの煮物、ゆに湯煮
に(丹):⇒な/に/ぬ/ね/の(土*丹)
に(耳):日国は(「に」は「耳」の呉音)とする。
に(兄):あに兄
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【ぬ】 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
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ぬ(瓊):ぬる鳴、ぬて/ぬりて鐸、ぬなと瓊音*瓊響、ぬほこ瓊矛 ⇒な/に/ぬ/ね/の(鳴*名*瓊*音)
ぬ(沼):⇒な/に/ぬ/ね/の(土*丹*泥*野)
ぬ(寝):いぬ寝 ⇒な/ぬ/ね(寝)
ぬ(濡*塗):ぬる塗*濡、ぬし塗師、ぬめぬめ、ぬるぬる/うるうる、
ぬ(温):ぬくし温、ぬるし温、ぬくぬく
ぬ(野):⇒な/に/ぬ/ね/の(土*丹*泥*野)
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【ね】 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
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ね(姉):あね姉、なね汝姉
ね(根):ねこじ根掘、ねじろ根白、ねつけ根付、ねだやし根絶、ねわけ根分;かやね草根*萱根、くさね草根、つなね葛根
ね(寝):ねど寝処、ねや寝屋 ⇒な/ぬ/ね(寝)
ね(音):ねいろ音色 ⇒な/に/ぬ/ね/の(鳴*名*瓊*音)
ね(値*音):ねうち値打*音打(「ね値」は「ね音」の義和訓栞、名語記)
ね(峯):みね御峯 ⇒な/に/ぬ/ね/の(土*丹*泥*野)
ね(鼠):ねずみ鼠
ね(接尾語):かきね垣根、きね杵、しまね島根、すね脛、そね埣、はね羽根、ひこね彦根、ふね舟、ほね秀根*骨、まよね眉根、むね身根*胸、やね屋根、をね峰根)
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【の】 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
の(箆):やの矢箟
の(野):をの小野 ⇒な/に/ぬ/ね/の(土*丹*泥*野)
の(荷):のさき荷向*荷前 ⇒に/の(荷)
の(幅*布):
の/ど(退):のく/どく退、(n-d)
の(伸*乗):のす/のぶ/のる伸*乗、
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【二拍語】
【三拍語】
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