マ行語

【一拍語】

 

【ま】 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 

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●ま/み/む/め/も(女*妻*雌*妹)

ま(女):つま妻

み(女):

む/ぶ(生*産):むす苔生、うむ生、うぶ生*初

め(女):め女、めうし牝牛*牸、めか牝鹿、めかつら、めかま牝蒲、めかみ女神、めくぢら、めけもの牝獣、めこ女子*妻子、めす牝*雌、めどり雌鳥、めのかみ女神、めのこ女子、めのと乳母、めのやつこ女奴、めのわらは女童、めひ姪、めひつじ牝羊、めま牝馬、めやつこ女奴;あまつめ天女、あまのさぐめ天探女、あやめ漢女、いらつめ郎女、うかのめ食女*稲魂女、うかれめ浮女、うすめ碓女、うため歌女、うねめ采女、うぶめ産女、おとめ弟女、おほひるめ大日霎、かづきめ被女、かふちめ河内女、くはしめ妙女、くらびとめ、かしこしめ賢女、さぐめ探女、しうとめ/しひとめ/こしうとめ舅女*姑*小姑、しこめ醜女、しづのめ賤女、すがしめ清女、たなばたつめ七夕女、たわやめ/たをやめ撓女*手弱女、つきめ舂女、なきめ泣女、ぬひめ縫女、はたをりめ機織女、はつせめ初瀬女、はらめ、ひさきめ鬻女、ひつめ夷女、ひるめ日霎*日女、ふなめ舟女、みつはのめ、みどりめ、みめ御女*妃、むかひめ、むすめ娘、もとつめ、やましろめ山代女、やまとめ大和女、やもめ寡婦、よめ嫁、よろしめ、をとめ少女、をむなめ

も/ぼ(母*妹):あも母、あもしし母父、いも妹、いろも、

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●ま/み/め(目)

ま(目):まつげ、まぶた、まゆ、まさか目前、またたく目叩*瞬、まつげ目毛*睫毛、まがしら/めがしら目頭、まなかひ目交、まなこ目子*眼、まなじり目尻*眦、まぶた目蓋*瞼、まへ前、まばる目張*瞻、まもる目守*目目、まゆ/まゆげ眉毛:かたま堅目*籠

み(目/見):みゆ/みる見、

め(目):めかりうつ睇、めかる目離、めぐし、めくそ目糞、めくはす、めくらし目暗、めくるめく、めこと目言、めさき目先、めさき/めさく目裂*黥、めさましぐさ、めしひ目癈*盲、めじり目後*目尻、めつから、めつけ目付、めつつらか、めならぶ目並、めぬき目抜、めはじき、めひしぐ、めふか目深、めほのかし、めほのほのし、めほろし、めまぐ目婚、めまじろく、めみす目見、めみはる目見張、めもと目本;あからめ、くらめ暗目、しこめ、すがめ眇、たがひめ、たこめ、ただめ直目、たたらめ、ただれめ爛目、ちかめ近目、とほめ遠目、とめ利目*鋭目、とりめ鳥目、はさめ、ひがめ僻目、ひとめ人目、ひとめ一目、ひらめ平目、ふかめ深目、ふしめ伏目、みめ御目、やつめ八目、よめ夜目、よこめ横目、よそめ余所目、ゐをめ/wuをめ魚目、をちかため遠方目

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●ま/み/む/め(廻*回*丸)

ま(廻):まく巻、まぐ曲、まず混、まふ舞、まる丸

み/び(廻):たみ/たび旅、いそみ磯廻、うらみ浦廻、くにみ国廻、さとみ里廻、しまみ島廻、すそみ裾廻、たみタ廻、みなとみ湊廻、やまみ山廻-みる廻(こぎみる漕廻、ゆきみる行廻)-び傍(いそび磯廻、かはび川傍、はまび浜傍、やまび山傍、wuねび畝傍、をかび岡傍)

む(廻):たむ廻 タ接、

め(廻):めぐる巡、

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●ま/み/も(真)

ま(真):まかい真櫂、まかね真金、まかみ真神、まがも真鴨、まき真木*槇、まくさ真草、まくず真葛、まくひ真杭、まくろ真黒、まこと真事/誠、まこも真薦、まさき真先、まさを真青、ましろ真白、ますぐ真直、ますげ真菅、まそ真麻、またま真玉、まて真手*諸手、まひる真昼、ままる真丸、まゆふ真木綿、まゆみ真弓、

み(御):みこ御子、

も(最):もとも最、もなか最中、もはや最早、もはら専、もより最寄

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●ま/む/も(燃)

ま(燃):まき薪、

む/ぶ(燃):

も(燃):もす/もゆ燃、もぐさ燃草*艾、

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●ま/め(間)

ま(間):まご間子*孫、ひまご曾孫、あまま雨間、いま今、いまだ/まだ未、たyeま絶間、ひとま人間、やれま破間

め(間):あはせめ合目、あみめ編目*網目、いため板目、しののめ篠目*小竹目、ぬひめ縫目、はりめ針目、ひめ割目、ひまあひめ、まさめ正目*柾目、yiねのめ稲目、をめ小目、まさめ柾目

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●ま/め(馬)

ま(馬):うま馬、まぐさ馬草*秣、まや馬屋、こま仔馬、はにま埴馬、はゆま早馬、みま御馬、めま牝馬、をま牡馬

め(馬):

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ま(魔*鬼):まもの魔物、まよけ魔除

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【み】 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 

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●み/む/め/も(藻*布)

み(藻*布):みる/みるめ海松布

む/ぶ(藻*布):かぶ/めかぶ/めかぶら和布蕪、こぶ/こんぶ昆布

め(布):めかり藻刈、あらめ荒布、かぢめ搗布、にきめ和藻、になめ、ひろめ広布、ほつめ秀藻*最勝海藻、わかめ若布、ゑびすめ夷布、

も(藻):もかり藻刈、もくづ藻屑、もしほ藻塩、もづく水雲、もは藻葉/おきつもは/こるもは/へつもは、もふし藻臥/もふしつかふな;おきつも沖藻、かきつも垣藻、かけも、かはも川藻、かるも、すがも菅藻、たくまも、たまも玉藻、つくも、なのりそも莫告藻、なびきも、はまも浜藻、ひすきも、へつも辺藻、みなも、yiつも斎藻、

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●み/む/も(身)

み(身):わがみ我身、みかはり身代、みがら身柄;ただみ直身

む(身):むかはり身代*質、むくろ身柄*骸、むけつ身毛津、むざね正身*身実、むね身根*胸;たむ田身

も(身):もがく身掻*踠、もぬけ身抜*蛻

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●み/む(三*六)

み(三):みか三日、みかた三条、みかづき三日月、みきだ三段、みくさ三種、みそぢ三十、みたび三度、みたり三人、みつ三箇、みつくり三ツ栗、みつご三子、みつのからくに、みとせ三年、みはしら三柱、みへ三重、みよ三代

む(六):むつま六爪、むはしら六柱;むつ六箇、むつた六田

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●み/め(乳)

み(乳):みぶ/みぶべ乳部*壬生、

め(乳):めのと乳母*乳人

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み(廻):みる廻、たみ/たび旅(タ接) ⇒ま/み/む/め(廻)

み(巳):へみ/へび蛇

み(霊):<ひ霊(h-b-m)>おかみ龗、やまつみ山神、わたつみ海神

み(身):

み(実):

み(箕):収穫した穀粒をあおってゴミを飛ばす農具。ア接語が「あみ網」。この「み箕」は同意の古い「ひ簸」が(h-b-m)の二段相通を経てマ行語に転じたものである。⇒ひ簸

み(見): ⇒ま/み/め(目)

み(妻): ⇒ま/み/む/め/も(女*妻*雌*妹)

み(深):

み(耳):みみ耳、みづら総角*角髪*鬟、みめ耳目

み(水):みおし水押*舳、みぎり水切*砌、みくさ水草、みしぶ水渋、みづ水、みと水門*水戸、みなと港*湊/みなとあし葦/みなといり入/みなとかぜ風/みなとみ廻、みなまた/みまた水派、みなもと水本*源、みなwuら水占、みなわ水沫、みもひ水垸*水、みを水脈/みをつくし:いづみ出水*泉、たるみ垂水)-みづ水(みづあか水垢、みづかめ水甕、みづき水城、みづくさ水草、みづたま水玉、みづどり水鳥、みつは/みづは罔象/みづはのめ罔象女、みづひき水引、みづへ水辺、みづほ水穂*瑞穂/みづほのくに瑞穂国、みづまり水椀、みづむし水虫、みづや水屋*水家、;おほみづ大水、きよみづ清水、こみづ濃水、しほみづ塩水、しみづ/すみづ清水*凍水/いはしみづ石清水/こけしみづ苔清水、たまみづ玉水、てみづ手水、ひやみづ冷水、まみづ真水、やりみづ遣水、わかみづ若水、わきみづ湧水-(みどり緑/みどりこ嬰児*緑子/みどりめ緑女/あさみどり浅緑)

み(海):あたみ熱海、あふみ淡海、wuみ海

み(箕):ひ簸(h-b-m)

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【む】 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 

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む/ぶ(燃):→ま/む/も(燃)

む(廻):たむ(た廻)、たみ/たび旅(タ接) ⇒ま/み/む/め(廻*回*丸)

む(六): ⇒み/む(三*六)

む(生*産):むす生*産 ⇒ま/み/む/め/も(女*妻*雌*妹)

む(身):むざね ⇒み/む/も(身)

む(牛鳴):m2839

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【め】 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 

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め(芽):めぶく眼吹

め(女):⇒ま/み/む/め/も(女*妻*雌*妹)

め(目):⇒ま/み/め(目)

め(藻):⇒み/む/め/も(藻*布)

め(馬):⇒ま/め(馬)

め(乳):⇒み/め(乳)

め(鳥):かもめ鷗、すずめ雀、つばめ燕

め/ま(馬):

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【も】 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 

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も(燃):もす/もゆ燃 ⇒ま/む/も(燃)

も(裳):ころも衣*躯裳、もすそ裳裾、もびき裳引、もひも裳紐;あかも赤裳、あさも朝裳、あさも麻裳、あさもよし、こしも腰裳、しきも敷裳、たまも玉裳、みも御裳

も(喪):もなし喪無、もふね喪舟、もがり殯、もや喪屋;にひも新喪

も(方):よも四方 やも八方

も(妹):いも妹 ⇒ま/み/む/め/も(女*妻*雌*妹)

も(面):このも此面、そとも背面、たのも田面、おも面、

も(重):おも面、おもし重、

も(茂):もし茂

も/ぼ(痘*疱*瘡):もがさ痘瘡、もがほ痘顔;あせも汗疹、いぼ/いも疣

も(百):ももye百枝(h-b-m)

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【二拍語】

 

 

【三拍語】